<報告>「里山のエネルギーで自給する!!」 10/25
2014年11月11日
第1回 OPENcafé「里山のエネルギーで自給する!!」報告
日 時:2014年10月25日14:00~16:00
話題提供:NPO法人里山倶楽部 大塚憲昭さん
参加者:15名
今年度のOPEN(NPO法人大阪府民環境会議)の目玉事業である、OPENcaféの第1回目を、
桜ノ宮の営林局近畿中国森林管理局内のレストラン「こもれび」で開催しました。
現在、大塚さんを中心として木質エネルギー研究会が発足して3か月。
情報交換を行っておりそれがベースとなってOPENcaféを開催しました。
当日の講師は長年バイオマスの普及に取り組んできた大塚さんです。開口一番「木質バイオマスに
関心を持ち始めたのが2004年。木質バイオマスに賭けている」と宣言。
その後パワーポイントに基づき、
・里山木質エネルギーの活用ビジョン
・木の燃料の種類の特徴
・燃焼機器の種類と特徴。
・マキボイラー導入の手順では自らの自治体からの調査依頼に基づいた話が、続きました。
そして、今日のもう一つの話題でもあるレストラン「こもれび」特製の「ジビエサンドイッチ」に舌鼓を
打ちました。食材のシカ肉は世界基準にも達する三重県からのものだそうです。
その後、次々と質問・意見が出ました。
・どれくらいの木を使えばどれくらいの効果を得ることができるのか。
・バイオマスのデモも必要。大阪のモデル作りをするべき。
・マキを簡単に入手できるように「木の駅」をどうするか。
・公共の施設でスタートすれば、市民への啓発になるのでは。
・木質バイオマスについては大塚氏と意見が違う。木のエネルギーによる、より文化としての意味がある
のではないか。
大塚講師の話も奥行きの深い話であるし、参加者も色々のグループから出てこられたので意見も多岐にわたり、
今後木質エネルギー研究会を続ける中でより具体化を進めていくことが重要と思いました。
当団体の小原純子理事長も出席し、締めくくりの挨拶の中でOPEN全体の取り組みを紹介いたしました。