2018年度の事業概要
事業の特色は、地球温暖化防止・地球環境の保全に向けた実践行動として2つの事業の開始と1つの事業課に向けた検討をし、市民参加を促すことでした。
一つには、資源循環型活動と協働による「天神祭ごみゼロ大作戦実行委員会」として、広範な市民運動としていくために、大阪市市民活動推進事業の3年目の助成を受けました。イベント時におけるごみの分別をすることにより、資源化を増やす、ごみの元を断つためにリユースの推進の実践をしました。日本の三大祭りで来場者が最も多い、大川沿い約2.2㎞の3つの公園全域で実施しました。エコステーションを38か所設置し、ボランティア延べ約1,500名の参加で実践し、ごみ減量に成果を上げることが出来ました。
二つには、都市型農業の重要性と都市の自然環境の保全に向けて、大阪自然環境保全協会と連携した「里山農空間保全の事業」として、大阪府下における水田の耕作放棄地でのマコモダケ栽培の普及と栽培と販売等に成果をあげました。
三つには、都市のおける再生エネルギーとして、公園、街路樹の選定枝の利活用の検討と行政への働きかけをしました。
当会の特色である多様なジャンルの団体のネットワークを活かし、各団体間が互いに情報交換し、多くの市民参加を促し、環境を良くする実践のひろばとして引き続き、行政や事業者、市民協働を進めています。