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夏の電力需要の結果からみる原発再稼働の不必要性

2015年09月24日

「原発再稼働の必要なし!! 真夏でも電力が余っている!?」

関電の、5月における、2015年電力需要予測のピーク需要は2791万kW、原発の再稼働がない場合自社では供給力が足りず、他社融通613万kWを受けて計2875万kWの供給力を確保するとしていました。
ところが、実際今夏のピーク需要は、8月4日午後4時15分に記録した2575万kWが最大値。
関電エリア2791万kWでも余裕の状態でした。
さらに大阪では、7月31日から8月10日まで連続して最高気温が35度を上回る猛暑日が続いている中で、予測を200万キロワット、原発2基分も下回っていました。

~減り続ける需要
1.東日本大震災を受けて節電が定着。
2.二度の電気料金値上げで企業が節電努力。
3.この夏のピーク需要を記録したのが、午後2時ではなく午後4時過ぎというのも、太陽光発電の普及やピークシフトの努力の結果。
4.関電からの顧客離れ。販売電力量の約6割にあたる特別高圧・高圧の契約では、電力会社を選ぶことができ、関電との契約を打ち切った自治体や企業の数は昨年度5375件にのぼり、2013年度2987件2012年度61件から急増中。

さらに来年は、低圧契約や一般家庭の契約「電灯」も自由化されます。環境にもお財布にも優しい電療の選び方について、検討しましょう。

OPEN会員 末田一秀さんより
詳しくは http://homepage3.nifty.com/ksueda/kusanone1508.html